リスト内のデータを参照する方法についてはインデックスやスライスを使った参照方法で確認しましたが、特定の値が含まれていた場合の参照方法については実施することができません。
今回はin演算子を使用して指定する値が含まれているかどうかを確認します。
in演算子の使い方
in演算子は以下のように記載します。
検索する値 in リスト
検索方法は完全一致でリスト内に検索する値があるかどうかを確認します。検索した結果出力されるのはboolean型の「True」もしくは「False」です。True / False は if文の解説の際に詳しく記載しますが、ここでは簡単に「True」なら”〇” 、「False」なら “×” として頭に置いておいてください。

完全一致ですので、上記の例で変数「fruit」を “app” で検索した場合、「False」が返却されます。
in演算子の使用例
それではin演算子の使用例について確認します。
文字リストと数値リストの両方での例を見てみます。
文字列リスト
1 2 3 4 5 6 7 |
greeting = ["GoodMorning" , "Hello" , "GoodEvening"] #完全一致すればTrueを出力 print("Hello" in greeting) #部分一致ではFalseになる print("Hell" in greeting) |
数値リスト
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
number = [765,634,496] #完全一致すればTrueを出力 print(496 in number) #部分一致ではFalseになる print(633 in number) #計算結果の値がリストに含まれていればTrueになる。 print((1 + 2 + 4 + 8 + 16 + 31 + 62 + 124 + 248) in number) |
以上で、in 演算子については完了です。リスト内検索はこれだけではないのですが、関数を用いるのでそちらはまとめて別の記事でご紹介いたします。
今回はここまでです。お疲れ様でした。
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