【Python 入門】繰り返し処理⑤ 多重ループ

今回は繰り返し処理の最後の章として多重ループについて解説します。if文でも多重構造となるネストについては解説しましたが、それに近しい内容になると思います。

多重ループとは

多重ループというのは要は繰り返し処理をネストさせたものになります。例えば3回繰り返すfor文があり、さらにその中に3回繰り返す処理があった場合は、1回ループが回るごとに3回繰り返す処理が実施されるので3×3で9回のループが行われます。

多重ループの構造にはfor文の中にfor文をと同じ文法で書くこともあればwhile文の中にfor文を書くこともできるので、特に構文を合わせなきゃいけないといったことはありません。

多重ループの書き方

それでは多重ループの書き方について確認します。if文の時とほとんど同じです。ブロックの中にブロックを記載する場合はインデントを2個分下げます。

多重ループの例

最後に多重ループの例を確認していきます。数値を扱った場合と文字列を扱った場合とでそれぞれ確認します。

数値の多重ループでは九九の段を表現しています。その段を処理するごとにループを回すので簡単に多重ループで表すことができます。

文字列の方では2次元リストを用いてそれぞれの中のリストを引っ張り出して出力しています。多重ループというとこういった多次元リストを処理することが多いのでループの流れはしっかりと把握しておきましょう。

いかがでしたでしょうか。多重ループについても非常によく使われるのでいろんなプログラムを考えてみて実装する力を身につけましょう。

今回はここまでです。

お疲れ様でした。

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この記事を書いた人

本業ではPHPを使ったWEBアプリやJavaを使用した基幹アプリを作成しております。Pythonは個人的に勉強しており、E資格を取ったりしたおかげで、業務でAIの研究とかも任されるようになりました。学習のアウトプットのために本サイトを運営しておりますが、これからPythonを学ぶという人のお役に立てればいいなと思います。わからないことや調査して記事にしてほしいことがございましたらご連絡いただけると幸いです。

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