Pythonとは?言語の特徴やできることなどを人気の理由を交えてわかりやすく解説!【入門】

今回はPythonという言語の特徴について解説いたします。

Pythonは今では絶大な人気を誇っておりプログラミング言語を学ぶのであればPythonという風に目にすることは少ないでしょう。そのため、これからプログラミングを始めたいといった人もPythonがどんな言語であるのか気になる人も多いと思います。

そこで、Pythonはどのような言語でかつ、Pythonにできることはなんなのか、なぜ人気なのか、どうしてプログラミング初心者におすすめな言語といわれているのかといった点について他の言語との比較も交えながらお話していきます。

私は実務でもPythonを使用してAIやWebアプリなどを開発しておりますので、現役エンジニア視点でみるPythonの特徴についても詳細に共有できたらなと思いますので是非ご覧になってみてください。

この記事のポイント

・Pythonの特徴について5つ紹介!
・Pythonの人気度はどれぐらいなのか
・Pythonが初心者におすすめな理由
・Pythonで出来ること
・Pythonをおすすめできる人について具体的に紹介

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目次

Python(パイソン)とは

Pythonとは簡単にインタプリタ型のオープンソースで運営されているプログラミング言語のことです。

オープンソースとは?インタプリタとは?という話は別記事でお話しますので今は簡単に
手軽に実行できる無料のプログラミング言語である
と解釈しておいてください。

その他オブジェクト指向言語という特徴もありますがこちらも難しい話になるので別記事で詳しく解説いたします。

Pythonは誰が書いてもわかりやすいコードになるという特徴があるため、プログラミング初心者には優しい言語となっており、海外の情報の授業ではPythonを用いて学習するということもあるようです。

Pythonの特徴

Pythonの特徴としては以下のようなものがあげられます。

・AIの開発に適している
・誰が書いても同じようなソースコードになる
・コードの記載がシンプル
・環境構築が簡単
・ライブラリが豊富

それでは一つずつ詳細に見ていきましょう。

AIの開発に適した言語

Pythonは言わずと知れたAIの開発によく用いられる言語です。
プログラミングをよく知らないという方でもPythonがAIの開発に使われているということを耳にする機会は多いかと思います。

AIの開発に適している理由としてはPythonにはAIで必要不可欠な計算分野に強いライブラリが多く存在します。
そのため、「AIを作るのにはPython」という形でPythonが選ばれました。
そして今現在ではAIに活用するライブラリの開発もさらに活発になっており機械学習の分野ではPythonが圧倒的な地位を確立しています。

因みにライブラリとは何かわからない人に簡単に説明するとその言語の拡張機能みたいなものがライブラリです。

誰が書いても同じような見た目のソースコードになる

誰が書いても同じようなソースコードになる理由はPythonではンデントを使用した記法が用いられているためです。

インデントはソースコードの見た目を大きく左右しますが、他の言語の場合、インデントをするタイミングはその人のポリシーや、プロジェクト内で決定したポリシーによってまちまちです。
プロジェクトで統一していれば良いですが、人ごとに違う場合、その人には見やすくても、他の人が見たら見づらいということもあります。

これがPythonだと「このタイミングでインデントして!」というのを強制しているので、誰が書いても同じようなソースコードに見えます。

そのため、他の言語ではコードを読み解くのに時間がかかってしまうところもPythonであれば、時間短縮してコードの理解をすることができるという嬉しさがあります。

これは開発現場でもそうですし、WebでPythonの情報を検索するときにもコードの読みやすさは力を発揮します。

ソースコードの記載がシンプルになる

これは上記の同じようなソースコードになることにも関与しますが、Pythonでは実現したい操作を行うために、余分なソースを書くことなく、単純に1行書くだけで実行できる場合が多いです。

例えば、よく比較されるのはJavaの記載とPythonの記載の違いについてです。

Javaの場合

Pythonの場合

この違いはインタプリタ型言語とコンパイラ言語との違いによるものですが、インタプリタ型言語だからこそ単純に書ける性質があります。

また、Pythonはリスト内包表記等のPython側で用意されている文法であったり、ライブラリなどで本当は多くのコードを書かないといけないコードを簡単に書くことができます。

AIでもライブラリを用いるだけで学習、予測が十数行で出来てしまう…なんてこともあります。

環境構築が簡単

Pythonはインタプリタ型言語のため、Pythonのインストールさえ行えばコマンドライン等から簡単に実行することができます。
また、Pythonには環境構築に便利なAnaconda、環境構築をそもそも行わなくて良いGoogleColaboratoryといった便利なアプリケーションが多くあるので、環境構築に苦労することが少ないです。

他の言語だと環境構築するだけで一日つぶれてしまった…なんてこともあるのですが、Pythonでは数時間もあれば環境構築できてしまう場合が多いでしょう。

ライブラリが豊富

Pythonの特徴といったら何といっても数多くのライブラリが存在することだと思います。

AIのライブラリは簡単にAIを実装できてしまうようなライブラリから、数行書くだけであとはライブラリ側でAIに必要な計算をすべてやってくれるというのまで現時点では存在します。

そのため、AIの中身をよくわかっていなくてもデータの分析さえしっかりできれば高性能なAIが簡単にできてしまうこともあります。

またAI以外にもWebアプリケーションや、自動システムなどにも便利なライブラリが数多く存在しますので、どの分野の開発でも効率よくすることができる特徴があります。

Pythonの人気度

Pythonの人気度はプログラミング言語の中でトップといっても過言ではありません。

以下はプログラミング言語の検索数を集計した「TIOBE Index」の集計結果ですが、Pythonが一位となっております。

1位 Python
2位 C
3位 JAVA

TIOBE Index for January 2022 より

これはグローバルな集計結果ですので、日本に限定した話ではありませんが、Pythonが一位となっており多くの人気を集めていることがわかります。

また初心者の人におすすめな言語としても有名ですので、これから参入してくる人たちによってさらにシェアが拡大していることが想像できます。

Pythonはプログラミング初心者におすすめな理由

Pythonは各所で初心者におすすめといわれておりますし、かのひろゆきさんも学ぶならPythonとおっしゃられております。
また、海外では授業で使われるほどにPythonは入門言語として根強い人気があります。

Pythonが初心者におすすめとされる理由は以下の3つでしょう。

・学習コストが低い
・ライブラリが充実しているため、やりたい操作が比較的簡単にできる
・将来性がある

学習コストが低い

Pythonはコードがシンプルでかつ、読みやすい言語であるという特徴がありました。
シンプルで読みやすいということは覚えることが少なくて、かつ理解しやすい言語であるということです。

そのため、初心者が言語を理解するためのハードルが低くなり、学習にかかる時間を大幅に削減することができます。

他の言語と比べても覚えやすさは群を抜いているので、初心者が学ぶならPythonといわれる所以はここにあります。

言語を学ぼうとしたけど全然理解できなくて挫折してしまったという話はよく聞きますので、学習コストが低いというのは非常に重要な要素であると思います。

一部の鬼畜な人たちは難しい言語で苦労を味わってから他の言語に移動した方がよいと、天井に最初行けば後は下るだけ理論で話をしますが、私は段階を踏んで覚えていった方がいいと思います…(笑)

ライブラリでやりたい操作が簡単にできる

Pythonは便利なライブラリが非常に多いですので、普通に書いたら苦労しそうな処理もライブラリを呼び出してちょっと書くだけで実現できてしまうことがよくあります。AIはその最たる例だと思います。

私も他の言語で開発をしているとき、「あーこれPythonだったら簡単にできるのになぁ」なんて恋しく思うことが多々あります。

そのため、初心者の人は難しい処理でも躓くことなくプログラムを作成できるのがおすすめの理由です。

ただし、よくわからないまま使えてしまうこともあるので、厳密には悪い使い方だけどとりあえず動いていたり、同じような処理を自分でカスタマイズして作ろうとしたときにうまくできないといったことがよくあるのも事実かと思います。
これは他の言語でバリバリに開発している人たちにとっては良く思われていないことも事実ですので、余裕があるときはライブラリがどんな動きをしているのかを理解するのは重要なことです。

将来性がある

将来性は言わずもがなでしょう。
AIといえば最近は多くのシチュエーションで用いられておりますが、需要がある今でもいまだにAIの需要は上がるといわれております。
それほどまでにAIの需要は高く、対してエンジニアの供給が追い付いていないのが現状です。

Pythonがより浸透すればAI以外のことでも需要が大きくなるでしょうし、できることも増えていくかもしれません。

Pythonは日本では人気が上がっているとはいえまだまだこれからな部分が多いです。
そのため、これからもっとPythonの需要が高まっていくことが予想されます。

Pythonでできること(活用事例など)

それではPythonで出来ることについてお話いたします。
これからプログラミングを学びたいけど、どの言語にしようか迷っているという人の参考になれば幸いです。

なお、市場価値で選ぶのもいいですが、何がやりたいかで選ぶ方が良いですし、その方がより良いものを作れる可能性があるので、何を作りたいかで考えてそれがPythonに向いているかどうかで判断した方が良いです。
ただ、プログラミング言語は一つ覚えれば他の言語を習得する難易度はガクッと下がるので、まずはPythonを習得してから、必要に応じて他の言語を学習するという方法でも良いと思います。

AI(機械学習)の開発

Pythonといえば真っ先にイメージが出るのはAIでしょう。
そのAIを生業とした職種がAI(機械学習)エンジニアです。
AIエンジニアはどんなAIを作るもしくは用いるかを設計から行い、それに伴った環境構築、データベース設計をしどんな形でAIに学習をさせ、作業をさせるか一連の仕組みを作ることを行います。

また、AIには様々種類があり、AIを作るにも数多くの仕事内容があります。
代表なものとしては以下のようなものがあげられます。

・画像認識
・物体検知
・機械翻訳
・音声認識
・売上予測
・将棋や囲碁のAI

AIといえばPythonといえるほどAIにおいてPythonは圧倒的なシェアを誇っています。

データ分析

Pythonはデータ分析の分野でも広く用いられております。

データ分析の仕事はデータサイエンティストとも呼ばれますが、様々なデータからデータの傾向をつかんだり、特徴を抽出したりしてデータから有益な情報を見つけ出して、そのデータからより良いビジネスを提案していくような仕事を行います。

Pythonには画像やテキストデータなどの大量のデータ、いわゆるビッグデータの処理が行えるライブラリが数多く存在します。
そのため、データ分析の分野でも活躍しているというわけです。
AIにおいてもデータ分析は必要不可欠な工程ですので、寧ろデータ分析に向いているからAIも得意であると言えるでしょう。

データサイエンティストとAIエンジニアはよく混同されがちですが、明確な違いというのも存在しません。
データを主に扱うならデータサイエンティスト、それからAIを作ったらAIエンジニアといった曖昧な認識でも大丈夫です。

・金融データの解析
・売り上げデータの解析
・SNSに関するデータの解析

Webアプリケーション

PythonはAIばかり取り上げられがちですが、Webアプリケーションにおいても優秀なフレームワークやライブラリが数多く存在します。

特にDjangoはフレームワークの中でもかなりわかりやすく作られておりますし、簡単なWebアプリならすぐに作ることができてしまいます。
また、PythonのAIや自動処理に強いという強みを生かしてPythonならではのWebアプリを作ることも可能です。

有名なWebアプリとしては以下のようなものがあります。

・YouTube
・Instagram
・Dropbox

自動処理

Pythonは作業の自動化にも強いという特徴があります。

代表的なものでいえばWebスクレイピングです。
Webスクレイピングは簡単にWeb サイトで公開されている情報の中から特定の情報だけを抽出する作業の事を言います。

そのほか、メール操作やブラウザ操作Office系ソフトの操作など数多くのものを自動化することができます。

・スクレイピング
・Office系ソフトウェアの自動操作
・ブラウザの自動操作
・メールの自動操作
・画像編集
・ファイル操作

Pythonに向いている人

これまで特徴についてお話してきたので、最後にその内容からPythonをこれから学ぶのに適している人とそうでない人について私個人の視点からご紹介します。

Pythonに向いている人

Pythonに向いている人は以下の通りです。

・簡単にプログラミング言語を習得したい人
・初めて言語を学ぶ人
・AIを作りたい人
・Webアプリを開発したい人
・流行りの言語を学びたい人

プログラミング言語をこれから始めるという人には特にPythonをおすすめしたいです。
学習コストが低く挫折しにくいというのと、プログラミング言語をこれから学ぶ人はプログラミングのポリシーというのを
恐らく持っていないでしょうから、そういう人にはPyhonが表中で持っている癖のあるポリシーというのはすぐに馴染むと思います。

また、AIの分野では追従を許さないレベルで突出しているので、AIを作りたいというなら間違いないでしょう。

はやりの言語を学びたい人にもオススメですが、あまり何をしたいかというのが明確でないままプログラミング言語を学ぶのは、挫折しやすいですし身につきにくいので何がやりたいかを先に決めた方が良いとは思います。

Pythonに向いていない人

Pythonに向いていない人は以下の通りです。

・自分の確固たるプログラミングポリシーがある人
・他の言語を習得しており、Pythonでやりたいことがない人

Pythonを好きじゃないという人はたいてい自分のプログラミングポリシーが確立している人だと思います。
ここだと自分ならこう書きたい、ここの見た目はこうじゃなきゃ嫌!という人はPythonの書き方は気に食わないでしょう。
私でもインデントが鬱陶しいなとか多少思うことがあるので、そういうのがあるとネックに感じると思います。

あとは他の言語を習得しており、Pythonでやりたいことがない人です。
わざわざPythonでやる必要がありませんし、Pythonも特徴がある言語なので、できることはできるけどできないことはできないのです。
他の言語ならできることがPythonだとできなかったりすることはどうしてもあることですので、Pythonで出来ないことに嫌気を指してしまうといったこともあるでしょう。

いかがでしょうか。

これからプログラミングを始めたいという人にはPythonは一番おすすめといえる言語ですので
気になったら学習してみるとよいと思います。

なお以下の記事でPythonのおすすめプログラミングスクールを紹介しておりますので、必要に応じてご参照ください。

今回はここまでです。

お疲れ様でした。

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この記事を書いた人

本業ではPHPを使ったWEBアプリやJavaを使用した基幹アプリを作成しております。Pythonは個人的に勉強しており、E資格を取ったりしたおかげで、業務でAIの研究とかも任されるようになりました。学習のアウトプットのために本サイトを運営しておりますが、これからPythonを学ぶという人のお役に立てればいいなと思います。わからないことや調査して記事にしてほしいことがございましたらご連絡いただけると幸いです。

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