基本情報技術者試験における午後問題の対策および勉強方法などまとめ

今回は基本情報技術者試験の午後問題について解説いたします。
情報処理技術者試験では午後問題ができるかどうかが合格の鍵になりますので、合格するための勉強方法と対策をご紹介いたします。

午後問題の解き方の解説なども併せて記載いたしますので、参考にしていただければと思います。
また、参考書なども紹介しておりますので是非チェックしてみてください。

基本情報技術者試験はIT業界に入って間もないという人やこれからそういった業界を目指すという人、または学生の方等が多く受ける試験だと思いますので、そういった初心者の方にもわかりやすいように解説できればと思います。

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目次

基本情報技術者試験の午後問題について

まず基本情報技術者試験の午後問題についてなのですが、他の情報処理技術者試験と異なりCBT形式で実施されます。
CBTとはパソコンを使用してそこに問題が映し出されるので回答していく形式の試験です。

さらに令和2年から問題が非公開になりましたので、過去問道場等の対策ではうまくいかない可能性があります。
また、2023年の春季から午後問題は選択問題ですらなくなるとのことですので、試験範囲の知識を効率よく吸収する対策が必要になります。

本記事では、従来の問題に対応する解き方を解説しておりますが、実際の問題に通用しない可能性がありますので、そこはご了承ください。

基本情報技術者試験の変更点

従来の試験に比べると難易度が上がったように思えますが、対策すれば受かる試験ですので効率的な対策をできるようにしましょう。

試験の詳細についてはこちらから

試験の難易度と勉強時間

基本情報の難易度と勉強時間

試験の難易度

基本情報技術者試験の難易度としてはITの事を何も知らない人が挑む試験としては難しいですが、業界に従事している人であればそれほど難しくないという印象です。

ITの国家資格にはレベルが設定されており1~4までありますが、基本情報技術者試験はレベル2に相当します。
その他の試験はIT試験の難関とされる応用情報がレベル3、最難関に位置するデータベーススペシャリストやネットワークスペシャリストがレベル4です。

スキルレベル的に見ても比較的低難易度の試験であるということがうかがえます。

また、合格率はCBT形式にしてからグンと上がったようで50%強の合格率になっています。
応用情報が20%強ですので、応用情報よりはかなり受かりやすいことがわかると思います。

勉強時間

基本情報技術者試験の勉強時間はおよそ100時間 ~ 200時間といわれております。

業界に従事している人であれば100時間もかからない程度で対策でき、未経験の人であれば最大200時間といったところです。

基本情報の午後問題の解き方

それでは午後問題の解き方について解説いたします。

午後問題は知識問題が3割と読解力が求められる問題が7割あるイメージですので、文章を読み解く力が必要になります。
そのため、文章をどういう風に見ていけばよいかについて解説いたします。

なお、基本情報技術者試験の問題ですが、令和二年から問題が非公開になりました。
そのため、過去問から傾向を対策するといったことが難しくなり、今まで通りの解き方では通用しない可能性がありますので以下の情報は参考程度にご確認ください。

Step1. 設問の内容を確認し、問題の概要をとらえる **目標所要時間3分

まず最初に行うことは設問の内容を確認してから、問題文の概要を把握することです。

人によっては設問を見る前にまず問題文を上から下まで読むという人もいますが、私の場合は先に設問の内容を把握してから簡単に問題の概要を捉えるようにしております。

これのメリットとしてはどういう事を聞いてくるのか把握することで目的をもって問題文を読めるのと、どこからどこまで読めばいいかを何となわかったうえで問題文を見ることができるので時間短縮につながる可能性があります。

また基本情報の場合、問題文の構成が問いによってガラッと変わる場合があるので、どういう構成になっているかを把握するのにも先に設問は把握しておいた方が良いかと思います。

ただ、これも人によっては先に問題文全文読んでから設問を見たほうが答え易いという人もいらっしゃるので、そこはやりやすいほうを見つけてください。

この作業をする場合は制限時間を設けたほうが他の問題も精神的に余裕をもって解けるようになるので概要を読み解くのに何分使用するというのを決めておくとよいかと思います。

目安としては3分程度で読み流すのを目標にすると良いと思います。

Step2. 穴埋め等の知識問題を前後の文から推察し選択肢を選ぶ **目標所要時間 10分

問題の概要がわかったら次に、設問1等にある知識問題を解いていきます。

最初の問題は穴埋め等の知識問題の場合が多く、前後の文を読むだけで回答できる場合が多いです。

また、穴埋め問題はそこに当てはまりそうな選択肢が2つ用意されており、どちらを入れればよいか決定させるために問題文の初めに書いてある条件文を確認して決定させる問題が非常に多いです。

そのため、まずは穴埋めになっている文章から当てはまりそうな選択肢をピックアップし、その後ピックアップした選択肢の中から決定するために前の文章から探して回答する

といった方法が効率が良いと思います。

手順としては以下の通りです。

知識問題を読み解く手順

①選択肢を確認する。

②穴埋めの文章を読み当てはまりそうな選択肢をピックアップする。

③前の文章と流れから選択肢を確定させる。

穴埋め問題は問題全部に目を通すのではなく、穴埋め問題それぞれに対して必要な個所に目を通すようにしましょう。

なお知識問題にはそれほど時間をかけてられません。
10分をデッドラインとして回答できるようにすると良いです。

Step3. 文章問題に必要な文章を読み解き回答する **目標所要時間 15分

次に読解力が必要な文章題を解いていきます。

読解力が求められる問題は下線部に対して適当な選択肢を答えるような問題と、問題文から得られる内容をもとに作成された新たな問題文について穴埋めをしていく問題とがあります。

いずれの場合も文章を読み解く必要があるのと、それに準じた知識が必要となる午後問題のキーとなる問題です。

文章題で得点がとれるか取れないかで合否が決まるといっても過言ではないでしょう。
そのため、なるべく知識問題までの回答を素早く終わらせてこれらの問題に時間を多く使いたいところです。

時間がない状況では焦ってしまい文章の読み込みが非常に難しくなるので、心に余裕をもってゆっくりと読めるように過去問などをひたすら解くことが一番の対策になります。

文章題を解く手順は以下の通りです。

文章題を読み解く手順

①設問が聞いている問題の範囲をマーキングする

②マーキングした箇所から下線部、もしくは穴埋めに入る適当な言葉を探す

③文章の流れを再度確認し、回答する選択肢を確定させる

以上の手順になります。

重要なのは、問題が聞いている範囲を確定することと、その内容をしっかり理解することです。
そのため、問題範囲のエリア化と内容理解には十二分に時間を使いましょう。

また問題を解く際にはどこにどれだけ使うかというように時間配分を決めておくと安定して問題を解くことができます。

文章の理解に使用する時間の個人的な目安は5分~10分くらいでしょうか。
これくらいゆっくり読むとその後の問題の理解が安定して解きやすいと感じます。

上記に解き方を記載しましたが、解き方は人それぞれなので自分でしっくりくるやり方が良いと思います。
あくまで、私の個人のやり方ですので、皆様の参考になれば幸いです。

チェックポイント

文章の理解を早くできるように過去問等で対策しよう!

時間配分をイメージして問題を解くようにしよう!

午後問題の対策

それでは今回重要となる午後問題の対策について解説いたします。

午後問題で主な対策は以下の3つです。

①参考書を用いた試験範囲の知識を網羅

②Webサイト等を使用して単語レベルで知識をカバーする

③過去問道場を使用した過去問による対策

それでは一つ一つ解説していきます。

参考書を用いた試験範囲の知識を網羅

1つ目は資格試験の場合参考書による対策が有効ですが、基本情報技術者試験においてもそれは変わりません。

参考書であれば試験範囲の必要な知識を効率よく吸収できるので、午前午後ともに有効な対策になりえます。

また、実際の午後問題を想定した問題を作成して出題している参考書などもあるのでそういったものを活用すれば午後問題の形式にも慣れることができて、合格の確率をグッと上げることができますので、基本情報技術者試験の場合、最初のうちは参考書で対策すると良いと思います。

なお基本情報技術者試験の試験範囲については以下をご参照ください。

全体的な学習に最適な参考書

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年

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令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)

午後問題の対策に有効な参考書

情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者[午後]第2版

令和04-05年 基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】 (情報処理技術者試験)

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過去問道場を使用した過去問による対策

2つ目は情報処理技術者試験の対策として最も一般的である過去問道場を使用した対策です。

過去問道場さんはこちら

過去問を用いた対策をすることで傾向をつかめますし、どういう風に解いていけばよいかというのもイメージが湧きます。
何より、解説が丁寧に記載されているのでどうして間違っているのかわからないような問題でもカバーすることができます。

ただし、上述しましたが、基本情報の過去問は令和二年から非公開になってしまいました。
そのため、過去問による対策が必ずしも有効とは言い切れなくなってしまっているのが現状です。

基本情報技術者試験の場合は参考書と合わせて利用するのが良いと思います。

Webサイト等を使用して単語レベルで知識をカバーする

3つ目は細かい知識のカバーです。

どんなシチュエーションになるか想像つかないかと思いますが、例えばOSI参照モデルを学習していたとします。

OSI参照モデルの仕組みは理解できたけど、問題では各層におけるプロトコルについて問われる場合があります。
代表的なものであればよいのですが、トレンドのものも出ることが多く、そういったものは参考書等ではカバーできないこともあります。
この場合は自分で調べていく必要があったりします。

また、そもそも代表例などは前提知識として紹介されているためそもそも本には書いていない場合もあったりするので
こういったものは自分でWebサイト等で調べてまとめておく必要があります。

過去問を解いていてわからない単語が出てきたらカテゴリ単位で、要学習としてメモしておくとよいと思います。

そういうチートシート的なものも私のブログでも記事にしていく予定ではありますのでよかったら他の記事も見てみてください。

基本情報技術者試験の午後問題の試験範囲

基本情報技術者試験の試験範囲は以下の通りです。


1 コンピュータシステムに関すること
(1)ソフトウェア・ハードウェア
OS,ミドルウェア,アプリケーションソフトウェア,言語処理ツール,数値・文字・画
像・音声の表現,処理装置,記憶装置と媒体,入出力装置,命令実行方式,アドレス方式,
システム構成 など
(2)データベース
データベースの種類と特徴,データモデル,正規化,DBMS,データベース言語(SQL)
など
(3)ネットワーク
ネットワーク構成,インターネット,イントラネット,プロトコル,データ通信,伝送制
御 など

2 情報セキュリティに関すること
情報セキュリティポリシ,情報セキュリティマネジメント,データベースセキュリティ,ネ
ットワークセキュリティ,アプリケーションセキュリティ,物理的セキュリティ,アクセス
管理,暗号,認証,不正アクセス対策,マルウェア対策(コンピュータウイルス,ボット,
スパイウェアほか),個人情報保護 など

3 データ構造及びアルゴリズムに関すること
配列,リスト構造,木構造,グラフ,整列,探索,数値計算,文字列処理,図形処理,ファ
イル処理,計算量,誤差 など

4 ソフトウェア設計に関すること
ソフトウェア要件定義,ソフトウェア方式設計,ソフトウェア詳細設計,構造化設計,モジ
ュール設計,オブジェクト指向設計,Web アプリケーション設計,テスト計画,ヒューマン
インタフェース など

5 ソフトウェア開発に関すること
プログラミング(C,Java,Python,アセンブラ言語,表計算ソフト),テスト,デバッグ
など

6 マネジメントに関すること
(1)プロジェクトマネジメント
プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画),プロジェ
クトチームのマネジメント,スケジュールの管理,コストの管理,リスクへの対応,リス
クの管理,品質管理の遂行,見積手法 など
(2)サービスマネジメント
サービスマネジメントシステム(サービスレベル管理,供給者管理,容量・能力管理,変
更管理,リリース及び展開管理,インシデント管理,サービス要求管理,問題管理,サー
ビス可用性管理,サービス継続管理ほか),サービスの運用(システム運用管理,運用オペ
レーション,サービスデスク) など

7 ストラテジに関すること
(1)システム戦略
情報システム戦略(全体システム化計画,業務モデルほか),業務プロセスの改善(BPR
ほか),ソリューションビジネス など
(2)経営戦略・企業と法務
経営戦略手法(アウトソーシング,競争優位,SWOT 分析ほか),マーケティング(マー
ケティング理論,マーケティング手法ほか),企業活動,会計・財務,法務,標準化関連

基本情報技術者試験の試験範囲より

セクションでは7つのセクションがあるので、それぞれ対策する必要があります。

試験範囲の要所要所の単語を拾ってインターネット等で検索すると良いかと思います。

まとめ

基本情報技術者試験の勉強をする場合は試験範囲を抑えつつ、参考書や不足している情報があればネットで調べるようにするとよいでしょう。

試験の方式が変わってるとはいえ過去問道場の利用等も非常に有効ですので、費用を抑えたいという人はそのあたりから利用すると良いと思います。

今回はここまでです。

お疲れ様でした。

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この記事を書いた人

本業ではPHPを使ったWEBアプリやJavaを使用した基幹アプリを作成しております。Pythonは個人的に勉強しており、E資格を取ったりしたおかげで、業務でAIの研究とかも任されるようになりました。学習のアウトプットのために本サイトを運営しておりますが、これからPythonを学ぶという人のお役に立てればいいなと思います。わからないことや調査して記事にしてほしいことがございましたらご連絡いただけると幸いです。

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